1360385

ARITO's チョロQ



チョロQトランス使用例紹介

AyumiさんによるQuad IIタイプ バラックテスト
AyumiさんによるQuad IIタイプミニアンプと位相補償
AyumiさんによるQUAD IIタイプミニアンプ
北野さんによるQへの再再挑戦
菊池さんによるQuadU型 6AQ5PP
湯さんによるQuadU型ミニアンプの製作


[トップに戻る] [アルバム] [動画一覧] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [管理用]
おなまえ
Eメール
タイトル
コメント  
参照URL
動画URL
YouTube】【ニコニコ動画】【ClipCast】【LiveLeak】の動画を貼れます
添付File
暗証キー (英数字で8文字以内)
投稿キー (投稿時 投稿キー を入力してください)
文字色
  • 公序良俗に反する言動及び画像/動画の貼り付けはお断りします。
  • 管理人の判断で不適切な記事は削除することがあります。
  • 電源トランスの容量について 投稿者:n'Guin 投稿日:2024/02/15(Thu) 15:11 No.6742 ホームページ   
    Arito 様

    お世話になっております。

    「BW-1.25K20W にちょうどよい出力管は? 」の質問をさせていただいた n'Guin です。 6EZ5を確保し、LND150 も発注したところです。 LND150のほうは実験してみないとドライバ電圧を確保できるかどうか、やってみないとわかりませんが、噂によれば、200V の電源電圧で、200Vp-p 程度出力が取れるとのこと。 うまくいくと、高圧電源を準備しなくても大丈夫かもしれません。

    さて、本題ですが、CSPPアンプでは、電流容量をどれぐらい準備しておいたらよいのでしょうか。 6EZ5 Eb=300V で、Ib=30mA で使用しますが、AB1級ですので、ステレオで信号なし状態で、120mA になります。

    お恥ずかしいことなのですが、AB級のアンプを作ったことがないので、どの程度の余裕で許してもらえるのか、想像がつきません。 市販品だと、TANGO MS-360 だと、Eb=300Vにふさわしい電圧端子があり、300mA 取れます。 これでいかがでしょうか。 

    このトランスは、AC330Vの別巻き線があるので、ドライバ用の高圧電源の準備に好都合にに思えます。ただし 6.3V のヒータ電源が2回路しかないため、CAS-COMP 用の電源と併用になります。

    正解がない話題かもしれませんが、よろしくお願いします。

    Re: 電源トランスの容量について - ARITO@伊吹南麓 2024/02/15(Thu) 16:06 No.6743
    これは回答が難しい問い合わせですね。
     
    CSPPですとアイドリング電流を絞ってB級に近い動作でも、DEPPでは問題となる
    ノッチング歪が発生しないですから、歪率の悪化を許容するならば、かなり電流を
    絞ることが可能です。したがって、電源トランスの電流容量はかなり幅広く設定が
    可能だと考えることが出来ます。
     
    一般の家庭でしたら、普段はせいぜい平均的に数百mW程度の出力を出すことすら
    難しいケースが多いだろうと思われますので、かなり電流容量をケチったとしても
    普段使いのアンプとしては成立してしまうと思います。
     
    ただし、あんまり電流容量を小さくすると電源トランスの温度がかなり上昇して
    不安になりますし、あまりに貧相な電源では音質的にもよろしくはないと思います。
     
    正直言いまして、これだ!という回答は難しいのですが、300mAも取れれば
    全く問題は無いと思います。私ならもっと少なく設定することもよくあります。
     
    ヒーター巻線でオペアンプ用の電源を作るというのは、私もよくやりますので問題は
    無いと思います。LND150でしたらその程度の電源電圧でも充分ドライブできます。
    また、球と比べて飽和電圧が非常に小さいので、ほぼドライブ段の電源電圧に
    近いところまで振幅することが可能です。

    BW-1.25K20W にちょうどよい出力管は? 投稿者:n'Guin 投稿日:2024/01/24(Wed) 17:05 No.6630 ホームページ   
    ARITO さま

    いつもお世話になっております。

    懸案であった DE-8K20W を用いた KT88 / EL34 等の平衡入力型全段差動アンプは、わずかに修正すべきところが残っていますが、ほぼ完成しております。 頭の中は、ARITOさんにお勧めいただいた 平衡入力型 CSPP でいっぱいです。

    DE-8K20W と同じコアボリュームの BW-1.25K20W を用いて、平衡入力型 CSPP アンプにチャレンジしたいと考えております。 BW-2K7W のほうは多数の作例がありますが、こちらのほうは作例がひとつで、ロードラインの参考図がありません。 この掲示板での、ひでじさんの設計過程へのコメントから、DEPP と同様の動作点で考えるとよいとのことでしたが、20W程度の出力のアンプとなると、作例の 6L6 あたりかと思う一方で、好みの問題で EL34/KT88 を使ってみたいとも思います。 そのように考えると、EL34/KT88 の三結あたりも候補になるかと思いましたが、CSPP は多極管接続でも高いダンピングファクタが得られるのが特徴で・・・・などと考えると、答えがなくなってしまうような気もいたします。

    どのように考えるのが正攻法なのか、みなさまのご意見をいただければ幸いです。 よろしくお願いします。

    追伸: 前段は、オペアンプ(±FET)の CASCOMP 回路を採用するつもりです。

    Re: BW-1.25K20W にちょうどよい出力管は? - ARITO@伊吹南麓 2024/01/24(Wed) 18:06 No.6631
    三極管のCSPPも悪くは無いですが、多極管を使うなら三結ではなくネイティブ動作かな、
    と思いますね。特に初めてのCSPPであれば。
     
    EL34はヒーター・カソード間の耐圧が100Vしかないので、あんまり出力を欲張ると
    定格を超えてしまいますので要注意です。16WまでであればOKです。
     
    Re: BW-1.25K20W にちょうどよい出力管は? - n'Guin 2024/01/25(Thu) 08:04 No.6632 ホームページ
    ARITO さん

    ご返信ありがとうございます。

    EL34 での注意点をありがとうございます。 確かに、K-H耐圧100V の記載があります。

    昨晩、ALITO さんの返信を見て、6EZ5(三結にすると、私の思い入れがある 6GA4 類似)を思い出して、ロードラインをひいてみたのですが、駆動電圧が 114Vrms も必要でした。

    どうやら、gm が大きく、感度の高い球のほうが良さそうです。
    好みの KT88 をとても軽く使うとか、ロードラインをひいてチャレンジしてみます。
    Re: BW-1.25K20W にちょうどよい出力管は? - ARITO@伊吹南麓 2024/01/25(Thu) 12:47 No.6633
    6EZ5のCSPPは作ったことあります。(サークロトロンですが)
    この球はEL34と差し替えが可能ですが、EL34よりも最大出力がかなり大きかったので
    ビックリしました。良い音してました。

    ちなみに私もこのトランスを使って何か作ろうと、かなり前から考えているのですが
    なかなか着手ができません。
    私の選択はちょっとマニアックで、EC360という欧州の三極管です。
     
    Re: BW-1.25K20W にちょうどよい出力管は? - n'Guin 2024/01/25(Thu) 16:00 No.6634 ホームページ
    ARITO さん

    ご返信ありがとうございます。
    >6EZ5のCSPPは作ったことあります。(サークロトロンですが)
    えぇ! びっくりしました。「ありとな世界」のホームページに記事はないですよね。

    休み時間に、KT88でロードラインをひいてみました。 全然だめです。 良さそうなところにロードラインを取ると、簡単に30W超えてしまいます。 だからといって、電源電圧を下げると、Az がやたら小さくなってしまいます。 だめそうです。
    これで作るなら、他のトランスでとなりますが、染谷電子のトランスは、4Ω出力がありません (T-T)

    バイアスの浅い近代管はドライブしにくいCSPPにとっては ベストの選択肢(http://seabasssound.o.oo7.jp/8417CSPP/8417_CSPP.htm )という記事がありました。

    6EZ5 を持ってはいないので、他に良い出力管がないか、もう少し悩んでみます。 

    追伸
    4本ある手持ちは 6L6GTC/KT66(と書いてある)、中華EL156、EL34、中華350B、KT88 です。
    あとは、6G-A4、6AH4GT、6AQ5、8R-LP1 は、もっとあります。
    > 私の選択はちょっとマニアックで、EC360という欧州の三極管です。
    定格をみると、ちょうど良さそうに思いました。 本当にマニアックな球のようでした。


    Re: BW-1.25K20W にちょうどよい出力管は? - ARITO@伊吹南麓 2024/01/25(Thu) 16:41 No.6635
    >「ありとな世界」のホームページに記事はないですよね。
    これ↓です。

    https://www.za.ztv.ne.jp/kygbncjy/tubeamp/6L6_CIRCLOTRON/6L6_CIRCLOTRON.htm

    このアンプはGT管で差し替えられる球はけっこうなんでも挿せるアンプで、
    6EZ5とかEL34とか、KT88なんかも挿せるように出力トランスのインピーダンスを
    880Ωと1260Ωのどちらか選べるようにしています。バイアスは都度要調整ですが。
    面白いのは多極管だけではなくて、6GA4も挿せるんですよね。
    最大公約数的に電圧を決めれば、6L6とか他の多極管と差し替えられるアンプができますよ!
     
    Re: BW-1.25K20W にちょうどよい出力管は? - n'Guin 2024/01/30(Tue) 11:11 No.6640 ホームページ
    ARITO さま

    サークロトロンのご紹介をありがとうございます。 
    いろいろ回路図から読み解いていたのですが、私の理解を超えているところがいろいろあります。
    今回教えていただいたような紹介文があると、なおありがたいです。

    さて本題ですが、6EZ5 で作ってみようと考え、まずは球を確保しました。 
    平衡入力で オペアンプ(±FET)の CASCOMP 回路でドライブするつもりです。

    CASCOMP 回路の設計にあたって、下記のページを読みました。
    http://www.za.ztv.ne.jp/kygbncjy/tubeamp/6AK6CSPP/CASCOMP.HTM

    疑問1
    「真空管にはまったく依存しない」とのことですが、適当な Ip が流せれば、なんでもよいということになるのでしょうか。

    疑問2
    「電源クリップ寸前まで非常に低歪率」とのことですが、供給可能な出力電圧はどのようにして求めるのでしょうか?
     抵抗にかかる電圧が、おおよそ電源電圧の半分になるようにして、その電圧が、片側の p-p 電圧と考えてもよいということでしょうか。 (もちろん余裕を診る必要があると思われますが。)

    疑問3
     作例で、オペアンプと真空管のあいだに、FETがはいっている例もあります。 このあたりは、どのようにして決定するのでしょうか。

    もしかすると、LTSpice を覚える必要があると言うこと・・・でしょうか?

    ゆっくり学んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。
     
    Re: BW-1.25K20W にちょうどよい出力管は? - ARITO@伊吹南麓 2024/01/30(Tue) 12:36 No.6641
    サークロトロンについては、現状、電源、出力とも適当なトランスが市販品では存在しませんので、
    詳しい説明はしていません。
    そのうち拙ラボでサークロトロン用トランスセットを出したいとは思っているのですが...
    まぁそうなったら詳しい説明が必要になるんでしょうねぇ。
     
    さて、ご質問についてですが、カスコード管の動作自体は普通の回路と変わりはありませんので、
    ロードラインを引いて出力段のドライブに必要な振幅が取れるかどうかを検討します。
    カスコード管のカソードはグランド電位ですから、カソード接地回路と同様に普通にロードラインを引いて求めてください。
     
    オペアンプとカスコード管の間にFETが入っているのは、オペアンプの電源電圧について考慮した結果です。

    オペアンプの出力端は無信号時にはカスコード管にアイドリング電流を流すため必要なバイアス電圧で静止します。
    この点からカスコード管のドライブに必要な振幅をオペアンプが出力できなければなりません。
    仮にカスコード管のバイアス電圧が-9Vだとして、ほぼフルドライブが必要だとしたらオペアンプは-9Vを中心に、
    -18V〜0Vまで振幅する必要があるということになります。
    ということは、オペアンプの出力飽和電圧が2Vだったとしたら、マイナス側の電源電圧は-20V以上必要となります。
    (一方、プラス側へは振幅することは無いので、プラス側の電源はあまり頓着する必要はありません。)

    FETを挿入するとカスコード管をドライブするのはFETとなり、オペアンプはFETをドライブします。
    FETのドライブに必要な電圧は大きくても数Vで済むので、オペアンプの電源電圧を低くできます。
    例えばヒーター巻線を利用してオペアンプの電源を作ることができるので、電源回路やトランスの仕様を簡略化できるのです。

    また、カスコード管のバイアスが非常に深い場合は、通常のオペアンプでは電源電圧の制限からドライブが
    しきれないということが起こり得ますが、FETを挿入することで使えるオペアンプの幅を広げることができます。
    以下のアンプがその例です。
     
    https://www.za.ztv.ne.jp/kygbncjy/tubeamp/CASCOMP/GTCasCompAmp.pdf
     
    Re: BW-1.25K20W にちょうどよい出力管は? - n'Guin 2024/01/31(Wed) 10:24 No.6642 ホームページ
    ARITO さん

    さっそくのご返信ありがとうございます
    > そのうち拙ラボでサークロトロン用トランスセットを出したいとは思っているのですが...
    > まぁそうなったら詳しい説明が必要になるんでしょうねぇ。
    楽しみに待っております。

    私の疑問にお答えいただき、ありがとうございます。
    > カスコード管のカソードはグランド電位ですから、カソード接地回路と同様に普通にロードラインを引いて求めてください。
    なんともお恥ずかしい。 よく考えたらわかりそうなものです。 よくわかりました。

    > 仮にカスコード管のバイアス電圧が-9Vだとして、ほぼフルドライブが必要だとしたらオペアンプは-9Vを中心に、-18V〜0Vまで振幅する必要があるということになります。
    この説明もありがたかったです。 +側に振幅しないことが、頭から抜けていました。
    FET 挿入の意味もよくわかりました。 作例では、少々極端な例ですが、なるほどと思いました。

    上側の真空管は、トランジスタに置換するのもいいかなと、ちょっと思いました。
    (ウォームアップの時間がないので)

    楽しく考えてみたいと思います。 これからもよろしくお願いします。
    Re: BW-1.25K20W にちょうどよい出力管は? - ARITO@伊吹南麓 2024/01/31(Wed) 11:42 No.6643
    >上側の真空管は、トランジスタに置換するのもいいかなと
    私もトランジスタを使ってみたことがあります。
     
    http://amp.umetech.com/images/ariq/img//167.gif
     
    が、トランジスタはベース電流が流れますので、無歪(カスコンプ)回路としてはそれが誤差になり歪率が悪化します。
    実際にはそんなに大きく悪化はしないようですが、できればFETで置き換えた方がベターだと思います。
    某掲示板で情報を仕入れたのですが、こんなFETだとカスコード管を置き換えるのに便利です。
     
    https://akizukidenshi.com/catalog/g/g113542/
     
    あと、カスコンプのオペアンプ用の電源が最後に落ちるようにしないと、電源オフ後に大きなノイズが発生する
    可能性がありますので、ご留意願います。
     
    Re: BW-1.25K20W にちょうどよい出力管は? - n'Guin 2024/01/31(Wed) 17:52 No.6644 ホームページ
    添付:6644.png ARITO さん

    いつも返信をありがとうございます。 
    FETで置き換えの話題・・・ものつくりの掲示板かどこかで、教えていただいたような気がします。 スペースファクタの点で抜群ですね。

    6EZ5 ですが、1250Ωでロードラインをひいてみると、肩の立ち上がりの関係で、Eb=300v, Ec2=250V がよさそうです。 Ib 30mA 程度でどうかと思いました。
    私の計算が正しければ、gm =7.17, rp=30kΩ, µ=215
    A2=0.88 で、駆動電圧は 94.2Vrms になりました。

    みなさまの回路を参考にして、つぎはぎしてみました。 電源をどうするかは後回しですが、いかがでしょうか。 

    現在の疑問点は、Eb より Ec2 が50V低いので、定電圧ダイオードで下げようと思いますが、この定電圧ダイオードのディレーティングが、よくわかりません。

    ※ 教えていただいた 12AU7 のかわりに、FET 使っちゃいそうです。

    Re: BW-1.25K20W にちょうどよい出力管は? - ARITO@伊吹南麓 2024/02/01(Thu) 08:08 No.6646
    回路図については、以下の点の修正が必要です。
    ・DCバランスサーボ回路のCRDの向きが逆になっている。
    ・初段のカスコード管のグリッドが浮いている。
     
    あとは、帰還回路のインピーダンスが高くなりそうですので、残留ノイズが大きくなるかもしれない、
    というのが懸念点でしょうか。
     
    スクリーングリッドの給電については、ツェナーで落とすのは一番簡単ですので、処女作でしたら良いかな、と思います。
    が、ベストではありません。ですので、追々改良することを頭の片隅に置いておくといいかもしれません。

    ツェナーのディレーティングについてですが、無信号時のスクリーングリッド電流は2mA程度だと思います。
    とすると消費電力は(300Vー250V)×2mA=0.1Wですので、5Wタイプを3つも使うのは冗長な気がします。
     
    >教えていただいた 12AU7 のかわりに、FET 使っちゃいそうです。
    でしたら、ここは12AU7+2SK170の代わりに、でしょうね。私もそのうち試してみるつもりです。
     
    スクリーングリッドの給電方法と、ノイズが多くて気になる場合の帰還回路の参考として、
    拙のアンプをご紹介しておきます。
     
    https://www.aritos-audio-lab.com/4P1L_CSPP.pdf
     
    Re: BW-1.25K20W にちょうどよい出力管は? - n'Guin 2024/02/04(Sun) 19:49 No.6655
    ARITO 様

    返信を、そして修正点を明らかにしていただき、ありがとうございます。

    6EZ5 のスクリーングリッド電圧の最大定格は 300V なので、プレート電圧と同じにしてもよいのですが、そのような条件でのデータシートがなかったので、Eb = 300V / Ec2= 250 V でロードラインを引いてみたところです。

    わからないことだらけなので、電源部を考えたら、また相談いたします。 感謝申し上げます。
    Re: BW-1.25K20W にちょうどよい出力管は? - ARITO@伊吹南麓 2024/02/05(Mon) 08:45 No.6660
    6EZ5のスクリーングリッドを300Vにしても、バイアスが深くなるだけで出力が増えるわけでは
    ありませんし、BW-1.25K20Wの定格容量からも250Vが正解だと思います。

    スクリーングリッド電圧の給電については、B電源からツェナーで落とすのが一番簡単で楽ですが、
    出力振幅が大きくなると電源の電圧降下で最大出力が伸びないですし、カソード基準で定電圧化すると
    音の粒立ちがハッキリするようになりますので、音質的にもおすすめです。
     

    DE-14K2W のせかえました。 投稿者:naos 投稿日:2024/02/04(Sun) 15:56 No.6654   
    ARITO様、お世話様です。

    ずっと使用していました、ぺるけさんの、6DJ8全段差動PP2017のトランスを、DE-14K2Wに交換いたしました

    オリジナルのKA-14-54-Pよりも、高域特性のあばれが少なく安定しているので、交換後も、問題無く、ホッとしました。

    今朝から聞きこんでいますが、ゆったりとした音で、超小型トランスとは思えないですね。

    いいものを、ありがとうございました。

    Re: DE-14K2W のせかえました。 - ARITO@伊吹南麓 2024/02/04(Sun) 19:57 No.6656
    naosさん、この度はご落札ありがとうございます。
    また、早速の載せ替えのご報告ありがとうございました。
    良い結果となったようで、ホッとしています。
    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。m(__)m

    トランスケースの中のコア方向 投稿者:ARITO@西美濃 投稿日:2024/01/17(Wed) 06:10 No.6614   
    添付:6614.jpg ヤフオクにて、トランスケースの中のコアの方向について質問を受けました。
     
    写真をアップした方が分かりやすいと思いますので、こちらで回答します。
     
    まずは標準型(BW-1.25K20Wも同じ)です。


    Re: トランスケースの中のコア方向 - ARITO@西美濃 2024/01/17(Wed) 06:11 No.6615
    添付:6615.jpg 次は小型(BW-2K7Wも同じ)です。
    Re: トランスケースの中のコア方向 - ARITO@西美濃 2024/01/17(Wed) 06:12 No.6616
    添付:6616.jpg 最後に超小型です。
    Re: トランスケースの中のコア方向 - はかまだれ 2024/01/17(Wed) 18:19 No.6618
    ご回答していただきありがとうございます。
    トランスを購入できたら電源トランスを特注しようと考えていたため助かりました。
    (ハムを少なくするために出力トランスのコア軸は電源トランスのコア軸方向と直交にしたかったので)

    ※ネジで容易に分解できたのですね。無駄なお手数をおかけしてすみません。
    Re: トランスケースの中のコア方向 - ARITO@伊吹南麓 2024/01/17(Wed) 18:39 No.6619
    はかまだれさん、どういたしまして。
    一般品でよろしければヤフオクをウオッチしていただけましたら、そのうちに
    出品すると思います。

    コア材をハイライト材にするなど変更したものは受注生産で受け付けております。
     
    電源トランスは値段が合わないと思いますが、特注での対応もやっております。
     
    どうぞよろしくお願いいたします。m(__)m
     

    Re: トランスケースの中のコア方向 - はかまだれ 2024/01/17(Wed) 20:34 No.6620
    出力トランスのご案内していただきありがとうございます。

    まずはヤフオクで一般品を購入して作ってから、ARITOさんが好ましいと感じているハイライトコアを特注して作ってみたいと思います。
    ひとまず、ヤフオクで一般品を購入できるまで気長に待ちます※。

    ※8B8csppの初段の2sk117(もしくは2sk2881)をどのレベルで選抜しなければいけないのか考えなければいけなかったり(4つのId をどのレベルで揃えるか、揃えるId値は1.35以外でもいいのか、、、)、また仕事の関係ですぐに追試ができるわけでもなかったりするので、気長に待ちます。


    また、電源トランスのご案内もありがとうございます。

    せっかくご案内していただいたのに申し訳ございませんが、電源トランスはおんにょさんが8B8csppを作る際に注文したところに依頼することを考えてます。
    (秋葉原とかで注文するよりも安価らしいですので)

    浅学な若造ですがよろしくお願いしますm(_ _)m
    Re: トランスケースの中のコア方向 - ARITO@伊吹南麓 2024/01/18(Thu) 07:44 No.6622
    >初段の2sk117(もしくは2sk2881)をどのレベルで選抜しなければいけないのか考えなければいけなかったり
    ぺるけさんが選別しておられたので、選別が必須とお感じなのかもしれませんが、
    NFBを前提にするならば、特に選別は要らないです。私は選別したことありません。
    特に同一ロットであれば神経質になる必要は無いと思います。
    (例えばイサハヤのを秋月電子で買うと、テーピングされたものになりますので、
    確実に同一ロット品が手に入ります。)
     
    >おんにょさんが8B8csppを作る際に注文したところに依頼する
    西崎電機さんですね。確かに安いですが、電磁シールドはありませんので、
    気になる場合は、ゼネラルさんとかに頼んだ方が安心だとは思います。
    まぁ、おんにょさんのように実際に漏洩磁束の受け方を評価すれば問題ありませんが。
    (でもそこまでするのなら、今回のようにコア向きを質問をする必要もありませんしね)
     
    Re: トランスケースの中のコア方向 - おんにょ 2024/01/20(Sat) 21:30 No.6624
    レイアウトで電源トランスとOPTのコア軸を直交させるだけでなく、実際に
    確認しておくことをお勧めします。ミリボルトメータがあれば実験できます。
    https://onnyo01.hatenablog.com/entry/2023/09/27/000000
    Re: トランスケースの中のコア方向 - はかまだれ 2024/01/20(Sat) 23:05 No.6625 ホームページ
    >>>ARITOさん
    FETのアドバイスありがとうございます。
    NFB前提なら特に揃えなくても大丈夫なのですね(要勉強です_φ(・_・))

    そういえば秋月さんで注文すると紙テープ(?)にくっついたものがきますね。
    (あれ、テーピングっていうんですね)

    そうです、西崎電機さんです。(覚えてなくてすみません、、、)
    ゼネラルさんには頼んだことないですが東栄さんに頼んだとき少し高かったので、西崎電機さんに依頼したいです。
    (それに直行を考えると伏せ型じゃなくバンド型になり、小型シャーシを電源トランスとして使うことになるので、備え付けの電磁シールドの代わりにシャーシの内側に薄い鉄板を貼ればいいかなと素人ながら思ってます。)

    >>>おんにょさん
    やっぱり、やった方がいいですか〜。
    16A8の在庫(自分や世の中のもの)は沢山あるので、8B8cspp(ヒーター変更して16A8csppですが)は最後まで使えるアンプになるので、こだわることにします。

    しかし、測定器がないので、ぺるけさんの簡易ver1.2 or 2を作って測定することにします。
    (そして恐らく、加工作業が少ないver1.2を作ります。)
    Re: トランスケースの中のコア方向 - ARITO@伊吹南麓 2024/01/21(Sun) 10:19 No.6627
    >NFB前提なら特に揃えなくても大丈夫なのですね
    大丈夫といいますか、何を目的として選別をするのか、ということを明らかにしないと
    この問題は論じられないと思います。
     
    メーカーにおいては、素子感度に依存する回路設計というのは考えられません。
    FETはランクによってばらつきの範囲が決められていますで、その範囲であれば
    問題が生じないように留意して設計すれば選別をする必要はありません。
    NFBは、素子のばらつきが仕上がり状態に与える影響を抑える手段の一つです。
     
    素人工作であれば選別することで、プッシュプル素子間や左右チャンネル間の
    状態をできるだけ合わせたい、ということを目的に選別をされているのでは
    ないかと思います。
     
    しかしながら、たとえば2ペアのFETを選別するのに、いったいどれくらいの数量を
    用意することが必要なのか、予め知ることは難しいと思います。
    程度が分らないながら多めに購入した中での選別を行い、揃えることができなければ
    追加で購入してさらに選別を続けるか、妥協するかの選択を迫られます。
     
    おんにょさんの回路はFETとカスコード管との組み合わせ回路ですので、
    FETだけを選別してカスコード管の選別をしないでどれくらいの効果があるのかなど、
    中途半端な感が否めません。
     
    また、運よく精度よく揃えることができた場合、どういうメリットがあるのか、
    それが何に必要なことであるのか、ということも分からないまま、選別しても
    結果に満足できるのか疑問です。そのうえ選別に漏れた部品をどうするのか等々、
    いろいろと問題があります。そういった問題を考慮したうえでご判断ください。
      

    SE-5K10W-NF? 投稿者:ARITO@西美濃 投稿日:2024/01/13(Sat) 16:18 No.6599   
    添付:6599.jpg ヤフオクで集めた3C24で、そろそろアンプを作ろうかなと思いました。

    3C24はポジティブグリッドのトリタン送信管です。
    送信管によくあるように内部抵抗が高いので、カソード帰還を掛けたいと思って
    SE-5K10Wにカソード帰還用の巻線を追加した出力トランスを巻いてみました。

    追加したカソード帰還用の巻線は16Ωです。


    Re: SE-5K10W-NF? - ARITO@西美濃 2024/01/13(Sat) 16:19 No.6600
    添付:6600.jpg 周波数特性です。
     
    高域が早く減衰しますが、まぁまぁ素直に減衰してくれてますね。

    Re: SE-5K10W-NF? - ARITO@西美濃 2024/01/13(Sat) 16:29 No.6601
    添付:6601.jpg 一次側インピーダンス特性です。
     
    赤が一次側だけのインピーダンス、茶色がカソード帰還用の巻線を含めたもの。
     
    計算では、(√5000Ω+√16Ω)^2≒5582Ωですから、まぁこんなものでしょう。
     
    これで上手く行ったらいいんですけど...

    Re: SE-5K10W-NF? - 菊地 2024/01/15(Mon) 10:08 No.6607
    これって低周波だと2kVまで使えるようですが、
    命が惜しかったら500V以下で使った方が安心ですね。
    となるとプラスに振らないと出力が取れないという事なんですね。
    https://frank.pocnet.net/sheets/140/3/3C24.pdf

    手間のかかる球ほど動いた時の感動も大きいので面白そうな球だけど、
    グリッドは直接半田付けでしょうか?
    Re: SE-5K10W-NF? - ARITO@伊吹南麓 2024/01/15(Mon) 12:30 No.6608
    添付:6608.jpg ポジティブグリッド管というのは、無信号時にプラスのグリッド電圧を掛けてやらないと
    電流が流れません。801Aという球でバイアスを掛けずに使ったことがありますが、
    プラス側に振るとグリッド電流が流れ、マイナス側は流れないので、凄く歪率が
    悪かったんです。ポジティブグリッド管は、そもそものグリッド電圧がプラス電位から
    振幅させますので、801Aの時よりマシなんじゃないかと考えています。
     
    この球は最大プレート損失が25Wとなっていますが、送信管ゆえに主にC級動作を
    前提にしていると推測されるため、A級動作をさせる場合にはディレーティングを
    考慮してやる必要があるということです。
    具体的には400V、50mAくらいなら、という情報がありますので、それを踏襲しようかと。
     
    加えてグリッド端子を放熱してやることで(そもそも必要があるのかもしれませんが)
    暴走を防ぐことが出来るのではないかと思いますので、写真のような放熱ができる
    接続方法を自作で検討中です。
     
    この球は動作中、プレートが赤熱するのが普通ですので、トリタンフィラメントと
    合わせて、かなり見た目のインパクトがあるので楽しみなんです。
     

    [1] [2] [3] [4]

    処理 記事No 暗証キー
    Special thanks to Kent Web.
    Modified by UMETECH

    - Joyful Note - Joyful-G - use/thumb.php -