2004年12月〜
測定器もボチボチ揃ってきました。
RUI/ISOから良さそうなOPTもリリースされています。
自分の掲示板で、バシバシ貼り付けたネタをこちらに纏めて置きます。
測定器は、某A氏設計のFRA簡易版です。
製作は私自身です。
1Hz〜10MHzまでの、周波数特性を自動計測します。
グラフは”R”によって描画させました。
測定に方法は、下図のように、簡易的なものです。
PP用OPTの専用の測定器は持ち合わせておりませんので、以下の測定結果は参考程度です。
ISO TANGO FE25-8の測定
Zp=8kΩなので、標準のドライブ抵抗を8kΩとし、4kΩ〜300Ωまで測定しました。
実際の真空管では、KT66や6L6GC,KT88,6550Aですから、2kΩ〜3kΩが相当になるでしょう。
凡例無しですが、全部のデータをプロットしました。
傾向は掴めるでしょう。
試しに一次巻線のP1とP2を逆接しました。
測定方法・装置に問題あるのか、高域の特性が違います。
こちらも参考まで。
RUI RU40-5K(ISO S-2350)の測定
Zp=5kΩなので、標準のドライブ抵抗を5kΩとし、2.5kΩの比較測定しました。
同様に一次巻線のP1とP2を逆接しました。
測定方法・装置に問題あるのか、高域の特性が違います。
こちらも参考まで。
平衡度の確認もしました。
測定方法は下図の要領です。
入力・出力電圧は、正規化しているので平衡度数直読です。
-55dB程ですが、良いのか、悪いのか。
イチカワ ITPP10Wの測定
Zp=8kΩなので、標準のドライブ抵抗を8kΩとし、3kΩの比較測定しました。