(2002年11月)
解体予定の6BM8PPアンプをどうするか。
既に家中アンプだらけなので、家内からクレーム発生!
単にアンプを作るだけでは、言い訳も出来ない。

そういえば、毎朝必ず聴いているNHK-AMニュース。
そのチューナーは粗大ゴミ置き場から拾ってきたもの。
ミニコンサイズだから小さいのがいい。
そのアンプ出力をTU-877とバックロードホーンで聴いている訳だが、一体型のレシーバー風に改造しようと思う。
木工細工でフレームを作る必要もあるが、なんとかなるだろう。
新6BM8PP
肝心のアンプ部は以下の構成にしようと思います。
真空管:6BM8 4本 Made in USA
電源トランス:ZT-05ES @2800 by 東栄変成器
ヒータートランス:J635 @1350 by 東栄変成器
アウトプットトランス:OPT-10P @2500 by 東栄変成器

回路構成は、もちろん全段差動アンプ。
今回は初段にFETを使ってみます。 2SK30差動、6BM8(T)差動、6BM8(P)三結差動です。 6BM8の3極管部分で、位相反転を形成
出力トランスは一次側8KΩとします。
2管あたり56mAの停電流回路にて縛ります。

現在の構想では、バランス確認用のラジケーターを装備してみます。
注意点としては、跳ね返り型のスイッチを使用し、測定時のみメーターが振れるようにします。

新6BM8PP回路図
#2002年12月:先の構想から少し変更しようと思う部分があります。
#それは、メーターを装備するではなく、一球毎にLM317を取り付け、直流バランスを無調整とする。
#音声(交流)は、コンデンサーでバイパスし、差動増幅とする。