3C33


2004年4月13日
BBSを通じ、Ayumiさんとお会いすることになりました。
もちろん、真空管アンプ談義に花が咲いたわけです(^^;
その時、Ayumiさんに3C33という珍しい球を見せられました。
おおぉ〜〜〜〜!
既に私の心はメロメロです。

2004年5月27日
なんと、私は別のOFF会でお会いした”ねずみおとこ”さんに、私信を送ってしまいました。
裏口入学みたいなものです。
ノーフェアーとでも言って下さい。

2004年5月29日
早速届きました。ねずみおとこさん、本当に有難うございます。
RCA3C33
実は3C33到着直後、北野さんが”生梅”を持参してくれました。
お代として、なんとSさんから頂戴した東芝6GB8を2本差し上げました。
Sさん、ゴメンなさい。ボクには宝の持ち腐れです。
6GB8を愛する北野さんの手元にあるほうが、幸せだと思いましたm(_"_)m
3C33を手にした私もハッピー、6GB8を手にした北野もハッピーと相成りました。

2004年6月2日
ヒーターを灯してみました。
傍熱管ですから、比較的明るくなります。
3C33ヒーター点灯

2004年6月10日
慌て者のワタシは3C33の音を聴いてみたくなりました。
丁度程よく6BX7ミニ・ウィリアムソンアンプがあります。
これの出力管を3C33に変更する為、アタッチメントを作ってみました。
6BX7を引っこ抜き、US-8プラグで延長します。
Septer7pinソケットは、ダンボール箱にマウントしました。
テストベンチ(危険)
発熱で危険かと思いましたが、聴きたかったのです。

2004年6月xx日
ロードラインの検討をしてみます。
OPTはアイエスオーTANGO社の傑作FE25-8を使用します。
がさんのホームページに、”真空管増幅回路設計支援ツール集”があります。
ここのTube Design Assistant Ver2.0eが優れものです。
さっそく3C33の場合で、FE25-8を想定し、Zp/2=4kΩのロードラインを引いてみます。
Pd一杯でなく、少し余裕を持って考えて見ました。
3C33は入手難&高価な球です。目一杯の動作で使うのを躊躇ってしまいますね。
これが6L6GCやEL34なら、規格一杯orOverで酷使することも有りでしょう(^^;;;
3C33ヒーター点灯
Ip=40mA、Ebb=300Vを目標にしようと思います。
グラフよりrp=1.3kΩとありますので、丁度イイですよねぇ。

ついでに、発熱量も計算してみます。
この場合の、プレート損失は、12Wですが、双三極管ですから24Wの発熱です。
ヒーターが12.6V・1.125Aですから、14W程になります。
合わせて、38Wの発熱になります。

初段〜ドライバーは、中μ(20程度)の物から選びます。
MT管なら、12AU7族、6CG7、12BH7等、いろいろあります。
GT管なら、6SN7/12SN7になるでしょう。
故浅野勇氏の御本によれば、ロクタルの7N7/14N7が相当だそうです。
また、14AF7/XXDが、μが少し小さいが、同様に使えると記されています。
ロクタル管は、球自体は少し安いのですが、ソケットが少々高いようです。
ここは、正統派ということで、ロクタル管で行ってみようと思います。

2005年1月1日
元旦早々、ボール盤を出してきて、工作初めです。
幅350×奥210のt=2mmアルミケースです。
3C33は15mm程沈めようと思って、Φ55mmの大穴を開けます。
今回、初めてホールソーを使ってみます。
ロクタル用にΦ28mm、トランス/コンデンサー用にΦ31mmも使いました。
正月の工作1
左にISO FE25-8、右にRUI RU40-5Kです。
どちらも載りますが、RU40-5Kは少し大きいですねぇ・・・
セプター7pinソケットは、ジョンソン社製のタイトソケットです。
#ロシア製ではありません(^^;
正月の工作2

2005年2月15日
引越しのこととか、ちょっと忙しいです。
とりあえず、こんな感じの回路でやってみようと思ってます。
回路図初版