LUXKIT A3550を紹介します。

A3550定格(カタログより抜粋)
使用真空管:6550A(4),6CG7/6FQ7(4)
連続出力 :ビーム 50W+50W
     :3結時 30W+30W
全調波歪率:ビーム 1%以下
      3結時 0.5%以下
周波数特性:ビーム 10Hz〜40KHz(-1dB以内)
      3結時 10Hz〜30KHz(-1dB以内)
外形寸法 :465W 226D 176H
重量   :18kg

未組み立て品の状態で、運良くGETできました。
シャンパンゴールド仕立てで、とてもゴージャスです。
流石、当時定価が158,000円です。

A3550容姿
A3550 A3550 A3550 A3550 A3550

A3550 USA GE製、6550A 3極管接続の諸特性

A3550 1KHz Max Power
1KHz正弦波 MAX Power ノンクリップです。

A3550 100Hz nonNFB
100Hz方形波特性です。NFB無しです。

A3550 100Hz NFB
100Hz方形波特性です。NFB有りです。

A3550 1KHz nonNFB
1KHz方形波特性です。NFB無しです。

A3550 1KHz NFB
1KHz方形波特性です。NFB有りです。

A3550 10KHz nonNFB
10KHz方形波特性です。NFB無しです。

A3550 10KHz NFB
10KHz方形波特性です。NFB有りです。

(2002年7月)製作直後の失敗談(^^;
やっと完成し、バイアス調整をした。
1時間毎にカソード電流のチェックをすると、結構動いている。
まぁ、15年以上の眠りから覚めたばかりで、こんなもんだろうと思った。
音を出さずにヒートアップさせていたら、何時の間にかPowerOFFになっている。
あれっ、オカシイなぁ・・・
電源トランスがビックリするほど熱かった。 調べると、ヒューズが飛んでいた(^^; よく見ると、GE6550Aの一つのゲッターが半分透明になっている。
プレート電流が、ありったけ流れたんだろう。
いわゆる、暴走!!
各部電圧チェックしたが、何処も故障していない様子だった。
別のGE6550Aを挿してみたが、大丈夫だった。
真空管の足をよくよく見ると、白い粉状の錆びが出ていた。
たぶん、これが原因でバイアスのマイナス電圧が供給できずに、ゼロバイアスとなり、暴走した模様。
念の為、全ての真空管の足を真鍮ワイヤーブラシで磨いて、綺麗にしました。
翌日、半分あったゲッターの全てが透明になっていたのは、本当に驚きました。